元旦と富士山

 初日の出を何年かぶりで拝する幸いに恵まれ大感激。

その後家族揃ってお屠蘇をいただき、過去を清め新しい年の無病息災を願った。

最初のおせちは、田作り・数の子・昆布巻き・紅白なますと関東風のお雑煮でシンプルにスタート。

 昨年末に数年ぶりに築地までおせちの材料を買いに行き、例年より少し時間をかけて一通り用意した手作りの成果は、今夜息子たちから辛口のコメントとなって返って来ることを覚悟している。

 

 その前に両親に新年の挨拶をするために鎌倉に向かった。車窓からの景色は青空に雲ひとつ無く、五合目まで真っ白い雪に覆われて凛とそびえ立つ富士山がずーと伴走。こんなに長時間姿を見せてくれるのは珍しく、何と清々しく気持ちの良い新春だろうと思わず感謝・感謝が口をつく。

 5日後には101歳の誕生日を迎える父は私たちの訪問を喜び母と満面の笑みで迎えてくれた。体調も良好で「あとどれくらい生きられるかな?」と冗談まで飛び出す。

来るときに雪化粧の富士山がきれいだった報告をすると、「都内で見ていた富士山より、ここ鎌倉山から見る富士山は数倍大きくて、特に夕日に染まる富士山は良いよ」と逆に父の富士山自慢が返って来た。

 2016年の最初の日が青天に恵まれて富士山がクッキリと姿を現してくれると「今年は良い年になること間違いなし。目標として決めたことは必ず成就させよう。」と意識も高まり体中がワクワク感に満たされる。

 

  混沌とした世界の動きを忘れているわけではないけれど、自分の身の廻りが平和であればそれで良いとは決して思ってはいないけれど、新年にあたってはまず自らの心身の健康と身じかな周囲を整え、日本から地球全体の平安に繋がる実際的な取り組を

確実に実行してまいります。行動を起こさなければ何も始まらないので、失敗を恐れずにACTIONを起こします。