なんて穏やかなのだろう

 お正月2日目、明るい太陽の日差しがガラス窓からたっぷり注がれるなか、ご恵贈いただいとびっきり上等なおせち料理をいただく幸いをかみしめ感謝する。

 

 昨夜はこの三段重ねの大型お重に詰め込まれた料理の一品一品の素材と味の素晴らしさに家族全員が大感動して、会話は盛り上がり、お酒がすすんだ。

我が家では、それぞれが個性をはっきり主張するので、特に料理に関しては好みも加わり、全員が「美味しいね」といって笑顔が広がる場面は少なくなっていた。

「日本料理の極意だね」「これだけの素材をどうやって手に入れたのだろう」「どうしてここまで繊細な味が引き出せたのだろう」「このおせちは古代からの伝統の味に、現代人の好みも加えて柔軟性もあり、凄いね」言葉にはしなかったけれど、それぞれの胸の内では贈り主のご配慮の高さを受けとめて感謝していた。贈り物をする時の配慮を学んでいた。

 

 読みたい本が4.5冊たまっている『原子への不思議な旅』『重力とは何か』

『日本人数のしきたり』『日本人のしきたり』『君は、世界がうらやむ武器を持っている』他にも読みかけの本が数冊止まっていたが、サー読み始めよう。面白くなかったら途中で捨てよう。わたくしの知的好奇心のセンサーが作動し始めた。