準備の大切さ

明日から北九州の山中を長時間歩くことになっているので、それに相応しい対応と準備をする。過去3回経験しているのだけれど、これまではいい加減というか、忙しいことを理由に、私の大得意の手抜きをして来た。専業主婦の時代は手抜きの名人と自称していた。その延長線で事を進める悪い癖が時々顔を出す。ところが、ビジネスではそうもいかない。手抜きは御法度である。それでも、アメリカの友人などは上手に手抜きを・・・と、いろいろと入れ知恵をしてくれた。

山に入って昼夜をとわず歩くには、この時期700、800メートルクラスの高さでも、夜になると気温はかなり低くなるので特に下半身の冷え対策が必要であることを過去の経験から学んでいた。山から山を越えるので片道35キロ、できたら復路にも挑戦したいので70キロを歩くに耐える履物と靴下等は特に重要と判断する。事前に全て身につけて、少し歩いてみた。過去にこのような経験は一度もない。指のあたりや足首の感触など、事前に冷静に確かめて「よし、これなら大丈夫!と手応えを感じた。準備の大切さはスタート前に既に実感した。