2020年のオリンピックの開催都市に東京が決まり、全く予想をしていなかっただけに、とても嬉しい。7年後の日本は、世界に向けて日本らしい発信が出来ているようになっていたいと強く願っている。できれば良い意味での世界の手本になるようなオリンピックを実施したい。例えば、準備で使ったお金は終了後には、開催中を上回る再利用効果を生む仕組みづくりや、原発エネルギーを使わない会場運営などの知恵や知識を早速集めて検討して欲しい。
もう一つ気になったのは、今回ライバルだったマドリードやイスタンブールの街中からのインタビューを聞いて、年齢を問わず、「選ばれなかったのは残念だけれど、東京には素晴らしいオリンピックを開催してほしい。」自国が選ばれなかったことを悔いながらも、ライバル都市にエールを送る、思いやりと人格の高さを知り、嬉しかった。同じ場面の日本人の反応は喜びの感情表現は大きいけれど、自己満足の域を出ていない。他者に対する思いやりや配慮は低いと気になった。世界中からお客さまを迎える「おもてなしの心」は相手に対する思いやりからしか生まれないと思うのだが・・・
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