明日に繋がる今日の一言【必要だった取り組】

過日から、日本語から英語へのある翻訳に取り組んでいるが、専門性の強い深い内容なので、私の英語力ではとても表現できないと、専門家や英語が母語の方に依頼していたが、いろいろあって、結局私自身の挑戦となった。日本語の論文自体は一見読みやすいけれど、注意深く読まないと、大切なメッセージを取りこぼしている。日本の歴史や宗教が縦糸で、物理、科学が横糸となって織り込まれている論文は、まったく新しい、世界で初めての発見や開発の紹介になっているので、海外の友人の顔を思い浮かべながら、彼らに伝えているつもりで、進めている。驚いたことに、ふだんあたりまえのように使っている言葉を英語に変換した時に、「あれー、これは、こういうことだったの?」と逆発見や、このまま訳しては、この一言で、誤解を生むなど、やりながら楽しい発見をしている。時間はかかっているけれど、わたくしにとっての必要な学びであったと、感謝している。少々苦労はしているけれど、日本語文のときのたくさんの読み落としや、間違った理解を知る機会でもあった。日本の文化と技術の素晴らしさを、多くの国の人々に知っていただきたい一念で、ワクワクしながら取り組んでいる。そう、出来上がりは、白く光り輝く上質な絹織り物になっていることを夢見て。