明日に繋がる今日の一言【自省】

好事魔多しと言われるように、物事がうまく運んでいる時に、調子に乗っていると、大きな落とし穴に落ちることがあります。反対になかなかうまく進まない時にも、焦りと絶望感が問題解決を遅らせます。いずれも、日々の生活の中で、こまめに自分をどれだけ客観的に見られるか、気がついたことをすぐに実行できるかで、打開策と先行きに違いがでるように思います。

忙しいリーダーたちからは、「自分を見つめる時間はほぼ不可能に近い」という返事が返ってきます。秘訣は移動の時間を利用して、気がついたことをメモに残しておくことです。私はその時に読んでいる本や、資料、レポートなどの空欄に、閃いた単語を鉛筆で書いておきます。ポストイットに書いて貼つけることもあります。一日の最後にこのメモと再会して「何で、ここに、この言葉が・・・」と思うこともありますが、これが良い自戒に通じる言葉だったり、問題の突破口になることが多いのです。就寝前の数分間でも自省ができたら、うまくいく状況が長く続き、問題の解決も早くなります。