明日に繋がる今日の一言【東京駅で見たもの】

丸の内ビルにある企業を訪問するために、東京駅に降り立って驚いた。駅の改修工事がほぼ終了し、春休み中と重なって、散策している人出の多いこと。記念撮影やお目当ての店探しに体をぶつけあいながら移動している。それにしても食品を扱っている小売店の多さが目につく。しかも長い列をなしている店もある。ここまで似たり寄ったりの食べものが溢れている場所を他に知らない。とにかく売り手のあの手この手で客を引きつける創意工夫の努力は評価するが、嗜好品に近いものにこれだけのエネルギーを注ぎ、また買い手もここまで振り回されて、良いのだろうか?健康な食べ方、健康な生き方を忘れていませんか?現状の食に関する知識を冷静に持ちたい。ぜひこの映画に目を通してほしい。http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/

 

東京駅はリニューアルを機に、日本中から集まって来る人々の終着駅としての希望をあらわす空間の受け皿が欲しかった。あの面積からどれだけお金を生み出すか、明らかにその一点に集中した「節度」を失ったリニューアル後の店舗数の増加とそれに乗せられている大勢の人を目にして少し恐ろしさを感じた。