太鼓チャリティー

 6:00PMからスタートするシャンパンとスナックの歓談の尊い時間。いつもは中盤頃からこのパーティーに参加して、友人たちと近況を確かめ合い 7:00PMからのコンサートを楽しむが、今日は暫くお会いしていなかった友人がご一緒だったので、事前にアークヒルズの2Fでお喋りをして、演奏開始直前に何とか会場に辿り着いた。


 この太鼓チャリティーは、友人が理事長として活躍してもう20年近くになる。

スタート時は国際的にビジネスで大活躍の彼女と太鼓が結びつかなくて、私自身もチャリティーの支援に意識が強く傾いていた。ところが、さすがである。現在は海外での演奏活動も多く、近隣国では台湾、遠くはブラジルにまで拡大して、太鼓の演奏を紹介するのみならず、何と現地の人々を鼓舞して、それぞれの国に支部までつくってしまうというアクティブ・ウーマンである。

そして、太鼓を通して日本文化の紹介をしっかりしてくださっているのである。

 

 毎回、国内の6チームが参加、演奏をしているが、年々夫々のグループの年齢、目的、地域性などの特徴が鮮明になって、何よりも演奏者のレベルアップに驚かされる。

演奏の質の高さもさることながら、日本の伝統文化を守る誇りと、人間性が現われるマナーの高さは見逃せない。友人の果たしてきた役割の大きさと成果に脱帽である。

 

 そして太鼓の音色が、これほどまでに聴く者の心を揺さぶる力を持つことを、時間をかけて教えてくださった友人をはじめ関係者ご一同様に、心から感謝している。