彼女とはいつもワクワク再会

 先月の下旬にワシントンDC在住の友人が来日。東京に到着してから、短い滞在のお知らせをいただいたので万難を排してお目にかかった。

 なぜ、彼女とは無理をしても会いたいのか、それは会うときは、いつもワシントンDCを中心とした彼女の行動範囲であるニューヨークなどの最新情報をたっぷり届けていただけるからだ。

 二人の関心事が似ているので、彼女のワクワクが、私のワクワクに重なる。

待ち合わせた明治神宮の新緑と大木の間から漏れてくるこぼれ日を浴びながら、最近読んで感動したという『Next100 Years』by George Freedman の歴史は地理的条件によってつくられると主張して、100年後を予測している内容を紹介してくれた。「4、5年前にベストセラーで話題になっていたけれど、忙しくて読めなかったの。予測が当たる当たらないの感心ではなくて、作者がどのような視点で100年後を予測しているか、取り組の視点が面白いので、今でも読めるわよ。」と地理的条件の例として文字を例に取り、「日本はAD500年代には既に文字があったのは、中国大陸や朝鮮半島から近い距離に位置していることが幸いしている。日本がもし太平洋ハワイ寄りだったら、ハワイに文字が入ったのが1800年代だから、それまで日本も文字無しだった可能性は否定できない。」なるほど考えられなくもない。これまで考えたこともなかった発想。だから彼女と話すのは楽しい!!他にもたくさんの興味深い情報と

考えるヒントを残していってくれた。

 

 今日アマゾンで本を検索したら、日本語訳が出ていたので早速読んでみよう。