スカイプの威力

 ロンドンで開催中の世界中から一万人が参加する歯周病学科にご出席中のドクターとスカイプでコーチングを実施する。ロンドンの朝7時は日本の午後2時。気温は日本と比較して低くて寒いけれど、お天気は良いとホテルの窓から外の様子を見せてもらった。明るく澄んだ透明感に、本当に寒そう・・・とブルットした。

「昨日はLondon Eyeと呼ばれている観覧車に乗って市内観光をしました。約20分間で料金は6千円、高くて驚きました。物価は日本の約2倍の感じです。」と最新情報をいただいた。

 音声も、画像も、普段日本で先生がお住まいの富山から送られてくる画像と全く変わりなくて「凄い技術力ですね!」とお互いに感心した。

いつものように宿題のレポートや、取り組んでいるテーマの進捗状況、取り組の実践結果のレポートなど聞き、30分はあっという間に終わった。

質問は取り組のテーマからは外れていたが、学会での他国のドクターたちとのお付き合いや、同僚ドクターへのご助言をどのように相手を傷つけないで伝えるか等の相談を受け、先生の緊張感が伝わってきた。私の助言が役立ったら嬉しい。


 医療の世界も国際化が進み、オープンで相互の学びを通してより高い専門性と質の向上を目指す取り組が進んでいて、素晴らしいと思った。