八月と九月の違い

 八月と九月で、どうしてこんなに季節の違いを感じるのだろうか・・・

九月に入った途端に、「秋だ、秋が来た。今年も残すところ僅か三ヶ月となった。時間の経過は早いなー」と急に何かに急かされている気分になる。日が短くなって、日暮れも早い。家路を急ぐ足どりもついつい早くなる。

 

 夜が長くなった分だけ、静かに本を読んだり、考える時間が増えるのは嬉しい。8月には予想外の様々なできごとが起こって、本当に忙しかった。具体的に何をしたのか、日時と行動内容が一致しないほど、怒濤の中に身を置いていた気分である。

 

 怒濤の中と言えば、中東の国々の混乱やロシアとウクライナの関係、アフリカの国々で起こっていることなど、目を覆いたくなるほど悲惨な状況が次々と起こっている。加えて気象にも異変が起きて、雨量の変化や、竜巻の規模なども拡大し、予測のつかない出来事が多くなった。これらの変化の全てが、わたくしたちの日々の生活に跳ね返ってくるので、経済環境も悪化して、住みにくい世の中になった。だが悲観してはいけない。人間の叡智で変えられるところは変えて、住み良い環境に変えて行かなければ。これからの季節は考えたことを行動に移すに相応しい時だと考えている。