私たちはどうやって日本人になるのだろう?

最近インターネットでビジネスの傾向や情報を探るときに、東洋経済のオンラインhttp://toyokeizai.net/ をよく利用する。私にとって興味深い内容が多い。中でも教育に関する取り上げ方には未来への指針が明確に示されていて好ましい。今日取り上げた『なぜ日本人は「エセ日本人」だらけなのか?』もその中の一つで、「私たちはどうやって日本人になるのだろう?」の問いから始まり、「自分は自然に日本人になった。日本で、日本人の両親から生まれ、日本の学校に通い、日本で育てば、誰だって日本人になるに決まっている。そう思い込んではいないだろうか。日本人というアイデンティティを持たなければ、日本人にはなれないのだが。」と筆者山田順氏は言う。日本に対する健全な愛国心、郷土愛、日本の歴史を知っている、異文化を知っている、世界標準語(英語)が話せる。これらの条件が整って、初めて日本人としてグローバル時代の自分の人生を切り拓くことが可能になると説いている。同感である。最近の日本のリーダーたちの脆弱さや曖昧さは、日本人であることの自覚を欠いていることから引き起こしていると考える。近隣諸国の愛国心や歴史認識には善し悪しは別にして圧倒される。彼らは異文化を理解することにはまだ積極的ではないけれど、いずれその時が来ると期待している。私たち日本人はノンビリしているときではないのである。興味のある方は是非この提言の続きをお読みいただき、ご一緒に考えましょう。