ここにも凄い人がいる

どうしても今日中にご本人の口から当日の様子が聴きたくて、夜6時半からリッツのコーヒーショップでお会いする。母校が廃校になることを知り、そこを終着点にするのではなくて、思い出を形に残して、新たな未来を創り出すスタート地点にしたいという思いから「校歌の卒業式」という映画をお創りになった。15日の完成試写会には私も志摩に伺う予定が、急遽キャンセルを余儀なくされてとても残念だった。

当日は朝から東京も台風の影響で大雨、当事者たちはドキドキ、ハラハラだったことだろう。幸いなことにその時間だけ、現場は台風から守られたそうだけれど、周辺から出席予定だった方で足止めを喰らった方もいたようだ。そのような状況の中で、試写会にご出席くださった旧知の三重TVの営業部長から「地元のお馴染みのお顔や場所がスクリーンに登場しますと、超満席の会場から「ワァーッ」という歓声が上がり、観客、俳優、地元スタッフの方々が一体となる雰囲気は、みんなで作り上げられた作品なんだなと、実感いたしました。山際さんも登壇された舞台挨拶では、皆さん、充実感いっぱいの表情で挨拶されておられました。山際さん、いい仕事をされた後のお顔でした!」当日の夜遅く、早々にメールで様子を知らせてくださった。

この映画のプロデューサー山際さんに、「大成功おめでとうございます。」と申し上げると、本当にうれしそうなお顔で「2004年の577校をピークに、毎年400〜500校が国内の各地で閉校している事実をご存知ですか?僕の母校の閉校をきっかけに、地域のあり方を含め、立ち位置を見つめ直すことができればと考えて実行した結果です。事実を受け入れながらも、明るい未来に繋げるアクションを、皆で考えて実行しなくてはね!」ここにも未来を創り出す凄い人がいました。

 

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コメント: 1
  • #1

    seks telefon (火曜日, 31 10月 2017 19:44)

    wydmuszysko