明日に繋がる今日の一言【世界中で異常気象】

7月も月末のフランスのブルゴーニュ地方に、ゴルフボール大の雹(ひょう)が降って、葡萄の90%が影響を受けたニュースには驚いた。この地方にはロマネコンティに代表されるピノノワールやシャブリといった良質のワインができるので、被害の大きさを想像した。今年はドイツも雨が多いと5月頃から不安を聞いていたし、アメリカは通年で異常気象で、現在は空気の乾燥による山火事や大雨による河川の氾濫が続いている。よく温暖化による異常気象と一言で片づけられているけれど、雨雲や、異常乾燥をもたらすエネルギーは、何によって起こるのか、原因をしっかり捉えるべきだと思う。原因が曖昧なままでは、問題を解決することは出来ない。リーマンショック以降、世界中で起こっている経済破綻や不況の嵐とほぼ同時に気象の変化も生まれたように思う。この関連性を考察することが、解決を導き出す一つではないかと思われるが・・・。