明日に繋がる今日の一言【出発!】

少しの睡眠で、6時にセットしておいた目覚まし時計に起こされる。旅の目的を改めて考えて、持参する荷物の再点検をする。旅の途中で仕事のことを考えるほど野暮なことはないので、持参予定に入っていなかったiPatを、どういうわけか最後にバッグに入れてしまった。現在手がけているプロジェクトを早く完成させて、次に進まなければ私らしくないこんな選択をするようになると反省する。ここで得た結論は、進行中のプロジェクトに振り回されないこと。計画したことは何が何でも予定日までに仕上げること。ただし最高の出来栄えのためには周囲のアドバイスには素直に耳を傾ける。などあれこれ言い訳とも、屁理屈ともつかぬ言葉が支度途中の脳裏を巡る。

ここで突然、修士論文を書いていた頃を思い出す。あのときは最後に急性肝炎になって緊急入院した病院から、ドクターの目を盗んで必要なクラスに出席したことを思い出し、その頃のことを考えると”まだまだゆとりあり”で、上高地の深い森の冷気で良いアイディアが浮かぶかも知れないから、バッグの中身はすべて必要なツールとポジティブに考えiPhoneも加えて旅の準備は完了。