明日に繋がる今日の一言【助言を得る相手選び】

力強い説得力のある言葉で、相手がワクワクする提案内容を送って、「どうですか、この提案内容をお読みください。驚きでしょう!」「この後の選択は、あなた次第です」と相手に投げかけている余裕のある姿をイメージしていた。が、現実はなかなかそのようにはすすめられないで、「原因は我にあり」と自らを責める、できたら避けたかった状況をつくっていることを反省。書いても、書いても、客観的に読んでピンと来ないし、嘘っぽくなってしまう。助言に忠実に書くと、全く違ったものになるのは不思議な体験だ。

 

そこで今回分かったのは、助言にも2つのタイプがあって、日頃自分で考えぬいて、答えを生み出している人の助言は、誠実で小さな内容でも参考になる。ところが上司の顔色を伺い、言いなりになって動いている人の助言は、大きな言葉の羅列で助言にはなっていない。自分で考えていないから、考える力が弱く、発想が生み出せないのだ。助言を得たいと思ったら、日頃の働きぶりを観察したうえで、相手を選ぶべきだと経験を通して学んだ。その人が悪いのではなくて、生き方の習性が思考を止めてしまったと理解すべきだと思う。リーダーはどんなに苦しくても自らで考え抜いて納得した誇り高い提案をしたい。