明日に繋がる今日の一言【ボストンからの電話】

朝8時に国際電話がかかってきた。ちょうどインターネットでボストンマラソンの爆破事故のニュースを見ていた時だったので、「ボストンからです」の声に、反射的に事故との関連性を想像してドキッとした。が、電話の相手はボストンの大学院でバイオリンを専攻した新進の女流バイオリニストからでホッとする。

ボストンマラソンは100年を超える歴史があり、市をあげて世界中からのランナーを歓迎する習慣が根づいている。一例をあげると、プロ野球のレッドソックスも、この日は試合時間をくりあげて午前11時から開始し、マラソン・ランナーのゴールの時間帯(夕方2時過ぎ)には、皆で声援をおくるほどの協力ぶりである。老若男女みながワクワクしながら楽しむので、日本のお祭のようだと思ったものだ。

犯人はテロリストの疑惑も浮上しているようで、心ない人によって人々を恐怖に陥れる行為は、絶対に許されないと怒りを感じている。