明日に繋がる今日の一言【知らなかった・・・ 】

ーバカな政府を持つと高くつく。過去の延長線でしか考えない官僚と、政局しか頭にない政治家に任せておけば、日本は衰退する。しかし、バカな政府をつくったのは国民であり、結局のところ自分たちで変えていくしかない。過去に成功した「ニッポン・モデル」はすっかり陳腐化し、硬直化した。いまこそゼロベースの大改革を断行し、新しい日本をつくるときだ。大前研一氏の著書『決別ー大前研一の新・国家戦略論』内容紹介よりー 本は自分では考えられなかったことや知らなかったことに気づかせてくれる刺激剤の働きがある。

 

それにしても今日の毎日新聞ニュースに福島第1原発周辺で環境省が行う国直轄の除染で、作業員ごとの被ばく線量データベース作成を担う公益財団法人「放射線影響協会」(放影協)にデータが全く届いていないことが分かった。という内容に以下の2点に問題を感じた。1.除染での被爆量の把握は今後の労災申請にも影響があるはず、作業者は個別にデーターを取って我が身を守らなくていいのだろうか? 2.データ収集の徹底を図らないと、正確な事実が捉えられないので、問題解決に繋がらない。仕事の契約を結ぶときに、基本のところを双方が納得するまで徹底させてからなぜ始めないのだろうか?個人も組織も、ごくあたりまえのことをしていない事実に、大前さんの怒りが失望に変わらないことを願った。